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ぐらんぼん

『鹿鼎記(全8巻)』金庸

鹿鼎記〈1〉少年康煕帝 (徳間文庫) 鹿鼎記〈2〉天地会の風雲児 (徳間文庫) 鹿鼎記〈3〉五台山の邂逅 (徳間文庫) 鹿鼎記〈4〉二人の皇太后 (徳間文庫) 鹿鼎記〈5〉経典争奪 (徳間文庫) 鹿鼎記〈6〉クレムリンの女帝 (徳間文庫) 鹿鼎記〈7〉故郷再び (徳間文庫) 鹿鼎記〈8〉栄光の彼方 (徳間文庫)

とかくヒーローという存在は応援したくなるものだが、本作の韋小宝(い・しょうほう)は到底読者の支持を得られそうにない。
好きなものは女と金と博打。勇気も根気もなく武芸はからきしだが、要領の良さと口の悪さは天下一品。
こういう人間はいつか天罰が下りそうに思うのだが、それどころか天下の康熙帝の心を掴んで順調に出世し、他方で反清復明を掲げる英雄好漢たちに一目置かれる存在にまでなってしまう。

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『しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん』高野文子


月刊誌「こどものとも」の2010年2月号が、もう書店に並んでいた。
で、さっそくチェックしていたところ、「こどものとも 年少版」に目が釘づけ。
なんてったって、あの高野文子なのである。全国各地で私のように興奮してしまったオトナが少なからずいると思うのだが、さてどうだろう。

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12月に読んでおもしろかったマンガ

当人が真剣であればあるほど、その姿は傍から見ると滑稽に感じられるものである。
そんな人間の可笑しさを描くのに、ギャグ漫画はうってつけだと思う。「馬鹿馬鹿しい」は、私の中で最大級の賛辞だ。
さて、今月読んだ漫画で特におもしろかった新刊二冊をご紹介。どちらも続きが楽しみな第一巻である。

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『哄う合戦屋』北沢秋


哄う合戦屋

  • 北沢 秋/イラスト:志村貴子
  • 双葉社
  • 1470円

Amazonで購入
書評/歴史・時代(F)

合戦の度に、単騎でいくさをしているような功名を重ねていながら、烏の群れに紛れ込んだ鵜のように一徹はいつも一人きりだ(P.133)

し、渋い。渋すぎる…。
内容はいたって地味なので、志村貴子のカバー絵と杏の帯文という強力なプッシュがなければ、歴史・時代小説コーナーの奥でひっそりと眠っていそうな一冊である。戦略というものを題材にした作品だが、出版社および書店サイドの売り込みのうまさにあっぱれ。
とはいえ、中身はけっしてお粗末なものではない。むしろ、想像以上におもしろかったのでちょっと吃驚してしまった。人材活用自己実現についてしみじみと考えさせられる戦国小説である。

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『蘭陵王』田中芳樹

蘭陵王
小説よりも、漫画か映像で描いてほしい悲劇のイケメン王の物語。

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