翻訳で読むか、原書で読むか
わざわざ書くほどのことでもないのですが、一応、お断りしておきます。
このサイトでは、翻訳小説のレビューを掲載するとき、その原書も紹介するようにしています。
和歌の情緒を外国語では完全に伝えられないように、書かれた国の言葉で読むのがベストだと思うからです。といっても、アマゾンで取り扱っているものに限られるので、ほぼ「原書=英語」になるんですが。
買ったことがある人はご存知でしょうが、原書と一口にいっても、タイプはさまざまです。
日本に単行本と文庫本があるように、洋書には、ハードカバーと廉価なペーパーバックがあります。その上、英語で書かれていても、U.K版とU.S版両方あるものや、数社の出版社から出されているものがあります。
検索にかけると、同じ作品でも数種類の本がヒットすることも。
そこで、このサイトでは、「わたしが買うならどれか」という基準で選んだ本を紹介するようにしています。具体的には、
- ハードカバーよりペーパーバック
- 一番新しい判型
- イギリスで出版されたら、U.K版を、アメリカならU.S版を
選んでいます。
それと、原書を紹介するのには、日本版とカバーを比べたい、ということもあります。
カバーは本の顔。眺めているだけで楽しいものです。
フランチェスカ・リア・ブロックやデイヴィッド・アーモンドといった、わたしの好きなヤングアダルト作家の作品でいうと、本国のカバーの方が作品のイメージに合っているように感じます。
最近、ふと気づいたところ、(店舗のある)書店よりオンライン書店での購入頻度の方が多くなっていました。アマゾンに限っていえば、洋書を手軽に買えるようになったのが、大きいですね。
アメリカのアマゾンのサイトは、日本よりもっと充実していてにぎやか。試しに、人気ヤングアダルト小説『Twilight』のページを覗いてみてください(右の書影をクリックすると、日本のアマゾンに飛びます)。レビュー数もさることながら、作者インタビューや読者の意見交換など、盛りだくさんです。
今後、日本のアマゾンもこんな感じになっていくんでしょうか。



そうそう、と頷きながら読ませていただきました。
カバーの比較は面白いですよね。見てるだけで楽しくなります。
そしてamazon.comのレビュー数の多さにも驚きです。
ぐらさんおすすめの『ツォツィ』を読みました。もう、出だしからドキドキでした。
レビュー数、すごいですよね。
一瞬、一ケタ間違っているんじゃないかと思いました。
『ツォツィ』は、久々に衝撃を受けたYAでした。
金原さんもあとがきで触れていましたが、日本人には書けないタイプの作品ですね。