柴田元幸にうってつけの年
朝日新聞のサイトをチェックしていて、おおっとなった記事。
すでにご存じの方は多いと思いますが。
http://book.asahi.com/clip/TKY200812160065.html←リンク切れになる可能性大
柴田元幸さんの『ナイン・ストーリーズ』ですか~。
これは読みたい。
サリンジャー作品ってつかみどころがなくて苦手なんだけど、無性に読み返したくなるから不思議。
たしかに、新潮文庫の会話文は古くさい(カバーはものすごく気に入っているのだけど)。なにしろ30年以上もまえの訳文だ。
インタビュー記事によれば、「08年の若者の話し方を意識して訳した」とのことだが、今風の話し方ってどんなだ?さすがに「チョーウケル~」とか「マジ」なんて死語だろうし。
サリンジャー側が「ナイン~」の翻訳掲載にあたって、いろいろ条件をつけてきた、というのも実際の誕生裏話とかぶっていておもしろい。
それよりなにより驚いたことに。
サリンジャー氏、ご存命だったんだ…。
来年、サリンジャーは90歳。動静は伝わってこないが、作品は生き生きと伝わってくる。
記事の締めくくりの一文に笑ってしまったのは、わたしだけでしょうか。
モンキー ビジネス 2008 Fall vol.3 サリンジャー号
ヴィレッジブックス 2008-10-20
モンキー ビジネス 2008 Fall vol.3.5 ナイン・ストーリーズ号
ヴィレッジブックス 2008-11-20
←こちらが最新号。
いわば「ナイン・ストーリーズ」別冊。
それにしても、最近の柴田さんはすごい。
ジャック・ロンドンの再評価を試みる一方で、ベトナム系アメリカ人作家に光を当てたり、と旺盛(ストイック?)な仕事ぶり。翻訳モノが好きなわたしにとっては、嬉しい出版ラッシュ。
なんですが。
読書ペースが追いつかないよー。短篇って読むのに疲れるんです。
火を熾す
ジャック・ロンドン
スイッチパブリッシング 2008-09-10
血液と石鹸 (ハヤカワepiブック・プラネット)
リン・ディン
早川書房 2008-09-26
幻影の書
ポール・オースター
新潮社 2008-10-31



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