『しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん』高野文子
月刊誌「こどものとも」の2010年2月号が、もう書店に並んでいた。
で、さっそくチェックしていたところ、「こどものとも 年少版」に目が釘づけ。
なんてったって、あの高野文子なのである。全国各地で私のように興奮してしまったオトナが少なからずいると思うのだが、さてどうだろう。
高野文子の絵本といったら、アンデルセンの物語をペーパークラフトで表現した『火打ち箱』しか読んだことがない。
これは買わなくっちゃあ、とばかりにそそくさとレジへ。
内容は、敢えて書くまい。
高野文子ファンなら買うべきだし、彼女の漫画を読んだことがなくても絵本好きならやっぱり買うべきだ(いずれ単行本化されるだろうが)。
シンプルな描線ながらも、表情豊かな絵。鮮やかな色づかい。口ずさみたくなるような、ほどよく力の抜けた文章。見開きを効果的に使った構成。
ああ、高野文子だ。絵コンテか漫画のネームを見ているような、センス光る絵本である。
ところで「編集部だより」に、高野さんに絵本執筆を依頼した経緯が載ってあるのだけど、これがおもしろい。
編集担当者の「天に祈る思いで」投函された手紙は、5年越しで一冊の素敵な絵本を産み落とした。子どもに対する優しさと、あらゆるものに感謝する心をたっぷり詰めて。
うーん、今夜はぐっすり眠れそう。



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