『鼻/外套/査察官』ニコライ・ワシーリエヴィッチ・ゴーゴリ
- 2008年 5月10日
はじめてゴーゴリの「鼻」を読んだとき、「このおっさん、頭おかしいんじゃないだろうか。」と思った。なんとも下品な表現ではあるが。
なにしろ、朝起きると自分の鼻がなくなっているのである。なんの前触れもなく、いきなり。しかもその鼻が、床屋が食べようとしたパンの中から出てくるのである。さらに、さらに。持ち主から独立した鼻は、立派な制服を着て町をのし歩くのである。ここまでくると、想像力の針は一気に振りきれてしまう。
続きを読む


大統領の最後の恋

