『松林図屏風』萩耿介
- 2009年 3月27日
ときは、安土桃山時代。
狩野永徳率いる狩野派全盛期に独自の画風を極めた、絵師・長谷川等伯を主人公にした歴史小説である。タイトルとカバーに使われている「松林図屏風」をはじめ、作品の多くは重要文化財に指定されている。
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カテゴリー : ハ行の作家
ときは、安土桃山時代。
狩野永徳率いる狩野派全盛期に独自の画風を極めた、絵師・長谷川等伯を主人公にした歴史小説である。タイトルとカバーに使われている「松林図屏風」をはじめ、作品の多くは重要文化財に指定されている。
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世の中には、さまざまな才能がある。絵を描くのが抜群にうまい、歌唱力がある、並はずれた運動能力を持っている等・・・。
さてここに、ある才能に恵まれた男がいる。主人公・浅辺宏一は、嘘をつかずにはいられない。しかも、その嘘が天才的にうまいのである。しかし、胸を張って人に自慢できない才能を彼はもてあます。どれだけ巧みに周囲を騙せたとしても、それが嘘だと一番よく分かっているのは自分自身なのだから。
悲しい性にとらわれた男の転落物語なのかと思いきや、その能力を必要とする組織の登場で、一気にスリリングな展開になっていく。
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ご存知、三蔵法師が弟子の孫悟空、猪八戒、沙悟浄とともに、唐の都・長安から天竺へ経典を求めて旅する物語である。
子ども向けではなく、一度しっかり西遊記を読んでみたいと思っていたところ、平岩版が出たので喜んで手を伸ばした。もっとも、かわいい挿絵に惹かれたのが一番の理由だけど。物語自体おもしろいとはいえ、この挿絵がなければ、上下二段組で900ページ近くある作品を難なく読み進められなかったかもしれない。
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タイトルがいい。
物語は、亡くなった父のアパートで遺品を整理していた「蕗子さん」が、表紙に「めぐらし屋」と書かれた厚手の大学ノートを見つける場面から始まる。
一冊のノートから、次々とたぐり寄せられる過去の記憶、父との思い出、父の知られざる顔。偶然と記憶に引き寄せられるように、蕗子さんは亡き父との対話の旅に出る。
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こう毎日暑い日が続くと、読書するだけでも疲れる。そこで、何か手軽に読めるものを、と思って読み始めたのが、この一冊。
本書には、5つの短編が収められている。どの作品も、日本のサラリーマンの悲哀をおもしろおかしく描き出している。
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物語は、ある少年の失踪から始まる。
少年・高橋渉は、亡くなった父親の約束を果たすため、赤目四十八滝へ行き、400年前にタイムスリップする。
偶然に何かの力が働いてタイムスリップしてしまう話はよくあるが、主人公の意思でタイムスリップするのは、珍しい。それも、自分がタイムマシンを作ったから試したいという訳でもなく、過去(未来)を知りたいという訳でもなく、ただ死んだ父のために。
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「日記」ではなく、「にょっ記」。
このタイトルから分かるように、本書は少々(かなり?)変わっている。歌人・穂村弘が思いつくまま、気ままに書き綴った一年間。「○月○日」と、日記の体裁を取っているが、この作品はエッセイという方がふさわしいだろう。それとも、小ネタ集か。
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ひとり暮らしをしているのぞみさんの部屋には、大きな鳥かごがある。その鳥かごは毎日少しずつ大きくなり、とうとう部屋と同じ大きさにまでふくらんでしまう。そしてのぞみさんは鳥かごの中で暮らすことに。そこへ、大きめの小鳥と、小さめの小鳥という仲間が加わって奇妙な共同生活が始まる。
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乱読・積読・併読の本の虫による書評。 海外文学、歴史、YAなど。
Author’s Name:ぐら
長年愛読していた日経新聞に嫌気がさしたので、おもいきって他紙に変えてみた。にしても、ワイドショーと大差ない政治面はどうにかならんものかねぇ。。。(9.1)