カテゴリー : 生物・科学

『イヌは匂いの夢を見る』外崎肇一

イヌは匂いの夢を見る―なぞに包まれたイヌの嗅覚を科学する (香り選書 6)犬を飼っていると、クンクンと鼻を嗅ぐしぐさを頻繁に見かける。
よく、「犬の嗅覚は、人の○○倍もある(ちなみに、この○に入る数字は言う人によって開きがある)」なんて表現をされるが、本当のところはどうなのだろう。見たところ、人間よりは匂いに敏感そうだが、科学的にどこまで解明されているのか。長年の疑問を解消したくて、本書を紐解いた。
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『〈眠り病〉は眠らない―日本発!アフリカを救う新薬』山内一也・北潔

“眠り病”は眠らない―日本発!アフリカを救う新薬 (岩波科学ライブラリー)普通の人より睡眠時間が多い方だと思うが、それでも毎日異常に眠い。心ゆくまで眠れたらどんなに幸せだろう。
ところが、眠り続けて最後には死亡するという、ギクリとするような病気があるのだという。その名も、「睡眠病」。本書は、睡眠病研究の歴史と現状を紹介した一冊である。
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『ヒトは食べられて進化した』ドナ・ハート ロバート・W・サスマン

ヒトは食べられて進化した

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書評/サイエンス

「狩るヒト」説から「狩られるヒト」説への転換。
350ページ弱の本書の内容は、乱暴に言うとこのひと言でまとめられる。古代の壁画には、狩りをする私たちの祖先が描かれているし、映画やアニメに登場する原始人はたいてい槍を持って獲物を追い回している。
人類進化学の世界でもこれまで、人類は獲物を捕らえて殺す「狩猟者」として捉えられてきた。それを、人類は多くの動物たちのエサのひとつに過ぎず、その捕食から逃れるために進化してきた、との立場で持論を展開したのが本書である。
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『公式フォトブック 北極のナヌー』

公式フォトブック 北極のナヌー

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書評/サイエンス

ひゅうっと、冷たい風が吹きぬけた気がした。
ページをめくると、そこは一面の氷と海の世界。映画・「北極のナヌー」公式フォトブックの本書は、北極で生きる動物たちの姿を生き生きと写し出している。
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『カラス狂騒曲―行動と生態の不思議』今泉忠明

カラス狂騒曲―行動と生態の不思議最近、我が家で飼っている犬のドッグフードが、カラスに荒らされるという、由々しき事態が発生した。そもそもドッグフードを食べ残す犬が悪いのだが。ともかくその日から、私とカラスとの熾烈な戦いが始まった。
器にふたをして守ると、カラスはクチバシで器用によけて中身をついばむ。器を家の中に避難させると、外にあるストックのドッグフードの袋に穴を開けている。やって来たカラスを追い払おうと、石を投げようとした時、「カラスは小学3年生くらいの知能があって攻撃されたら覚えていて報復してくる」と、うろ覚えの知識を思い出し、睨みつけるだけが精一杯。
そこで、「戦いに勝つにはまず敵を知るべし」の原点に戻ろうと考え、本書を手に取った。
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