カテゴリー : 絵本

『しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん』高野文子

しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん月刊誌「こどものとも」の2010年2月号が、もう書店に並んでいた。
で、さっそくチェックしていたところ、「こどものとも 年少版」に目が釘づけ。
なんてったって、あの高野文子なのである。全国各地で私のように興奮してしまったオトナが少なからずいると思うのだが、さてどうだろう。
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『ぶたばあちゃん』マーガレット・ワイルド・文/ロン・ブルックス・絵

人生最期の日をどう迎えるか―。
地球終末を待たなくとも、誰にでも平等に「その日」はやって来る。ただそれがいつか、ほとんどの人は分からないだけで。
死をどう捉えるか、という普遍的な問題は、ひょっとすると難しい言葉を並べるよりも絵本というツールの方がストレートに心に届くものなのかもしれない。ただ、子どもに読み聞かせる場合は、その後のフォロー(親子の会話など)が大事。死を受け入れる姿を、ごくシンプルに、水彩画の優しいタッチで描いた絵本が、本書である。
ぶたばあちゃん

  • マーガレット・ワイルド文/ロン・ブルックス絵/今村 葦子訳
  • あすなろ書房
  • 1575円

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書評/児童

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『キリンとアイスクリーム』牧野夏子・文/D[di:]・絵

キリンとアイスクリームまさに一目惚れ。
なんですか、このセンスの良さは。久々に絵本に打ちのめされてしまった。
月刊誌「こどものとも 年少版」の10月号なのだが、むしろ大人が読んで楽しめる一冊だと思う。逆に、3,4歳の子どもがこれを読んでどう感じるのか、気になるところだ。
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『この世でいちばんすばらしい馬』チェン・ジャンホン

この世でいちばんすばらしい馬この地球で、我が物顔で振る舞う人類。思考・創造し、堂々たる文明社会を築き上げた。
が、果たして「優れた」生きものと、胸を張って言えるのだろうか?傷つけ合い、自然を破壊して自らの命や種の生存を脅かしかねない、このやっかいな生きものを。

むかしむかし、ハン・ガンという絵を描くのが大好きな少年がいた。道具を買えないほど貧しかったが、高名な画家の目に止まり、その元でめきめきと腕を上げていく。
数年後、宮廷の絵師となったハン・ガンの元へ、ひとりの武将が訪ねて来る。彼の描く馬は生きて絵から飛び出すぐらい素晴らしい、との評判を聞きつけ、戦場を勇敢に駆け抜ける名馬を一頭描いてもらいに来たのだった。
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『Gallop!』Rufus Butler Seder

Gallop! (Scanimation Books)円高なので、いま洋書がお買い得である。
アマゾンの魅力は、気軽に洋書を買えるところだと思う。底値を見極めてチェックしていた本をまとめ買いするのだが、レビューの高さが気になってつい衝動買いしたのが本書。

表紙を開いたとたん、「おお~」と思わず声が出てしまうスゴイ絵本である。
ページをめくると動物たちが動き出す。馬は駆け、犬は走り出し、ワシは羽ばたき、チンパンジーは蔓から蔓へと移動する。しかも、読み手のページをめくるスピードに合わせて、動物たちが動く速さも変化するのである。
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『くまとやまねこ』湯本香樹実・酒井駒子

くまとやまねこ早いもので、オリンピックも終わってしまった。男子バレー、地味に全敗しているのが悲しい。でも、アメリカ対ブラジルの決勝戦を観て「こりゃ、勝てんわ…」とあっさり諦めもついたのだが。あの試合はすごかった。

スポーツ観戦ばかりしていた訳ではないのだが、ここ最近忙しかったのでブログを更新するのは久しぶりである。振り返ってみると、読書からも遠ざかっていたような…。何はなくとも本なしではいられない人間なのに、疲れていると活字を追うのも億劫になる。そんな中、手に取ったのがこの絵本。
刊行されたときから気になっていて、ようやく読むことができた。湯本香樹実さんでと酒井駒子さんの強力タッグで、注目度は抜群。期待を裏切らず、良い作品であった。
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『かわべのトンイとスニ』キム・ジェホン

かわべのトンイとスニ (創作絵本シリーズ)5月である。新緑が目に眩しいこの時期が、年間をとおして一番好きだ。爽やかに晴れわたった青空を、つい時間を忘れて見入ってしまう。
子どもの頃、浮かんでいる雲を眺めながら、そのかたちが何に見えるか、想像しては楽しんでいた。さまざまに姿を変える雲に意味をもたせると、ぐっと身近に感じられるからおもしろい。
さて、好天に恵まれたゴールデンウィーク、川へ遊びに行った人も多いと思う。木々やあちこちに転がっている岩が、ただの木や岩ではなく、なにか別の姿に見えたことはないだろうか。周りをじっくり観察してみると、目の前に違った風景が広がっていることに気づくだろう。
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こどものともは、おとなのとも

こどものとも0.1.2 2008年 05月号絵本が好きで、新刊は割とマメにチェックする。
書店のキッズコーナー(と私が勝手に呼んでいる)で、ちびっこたちに混じって絵本を読んでいる私は、さぞかし異様なオーラを放っているに違いない。
「どっちか一冊にしなさい!」と母親に言われてびーびー泣いている子どもを横目に、福音館書店の月刊誌を2冊買った。
この「こどものとも」シリーズは、おもしろい絵本がひょっこり出てくるので、気になる存在なのだ。
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『ルリユールおじさん』いせひでこ

ルリユールおじさん思うところあって、いま、製本を習っている。
実際に手を動かしながら覚えていく、「習うより馴れろ」の世界。紙に折り目をつけ、糸でかがり、のりづけし、プレスする。手順を書くと簡単そうにみえるが、先生と私とでは、仕上がりがまるで違う。見事な製本をする人の手の動きは、思わず見とれてしまうほど美しい。
ああ、私も早くあんな手を持ちたい―。そんなふうに切望していた時読んだ『ルリユールおじさん』は、ひときわ感慨深いものがあった。
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『ウェン王子とトラ』チェン・ジャンホン

すごい。
鳥肌が立つほど、圧倒された。
こんな陳腐な表現しかできないのがもどかしいが、この絵本を前にしては言葉を失う。
我が子を人間に殺された一頭の母トラがいた。
トラは、憎しみのあまり人々を襲うようになった。トラの怒りを鎮める手だてはただひとつ。幼い王子を差し出すことだった。森に置き去りにされた王子を見つけたトラは…。
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『漂流物』デイヴィッド・ウィーズナー

漂流物最近放送された「探偵!ナイトスクープ」で、青森県から沖縄の島に流れ着いた漂流物を巡る依頼があった。現地の人が偶然見つけた手紙を詰めたビンは、海流にのって数年かけて遠く離れた沖縄の海岸に流れ着いたのだ。そのビンの長い旅に思いをはせると、柄になくロマンチックな気分に浸ってしまった。
そんな番組を見た後に読んだからだろうか、この絵本に描かれた世界にすんなりと入っていけたのは。
ある少年が、海岸に打ち上げられた古びた水中カメラを見つける。中のフィルムを現像してもらい、出来上がった写真を見てみると・・・。
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『あかてぬぐいのおくさんと7にんのなかま』イ・ヨンギョン

あかてぬぐいのおくさんと7にんのなかま (世界傑作絵本シリーズ・韓国の絵本)“韓流”が一過性のブームに終わらず、根付いた感のある昨今だが、韓国の絵本というのは馴染みが薄いのではないだろうか。

この絵本は、韓国の『古随筆閨中七反争論記』をもとに、ソウル市在住のイ・ヨンギョンによって創作されている。
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