ケアマネ試験に最短で80%合格する勉強法
ケアマネ試験と実務経験の期間
特定の資格を持っている場合以外でケアマネ試験を受験する場合には一定の実務経験を経ている必要があります。
たとえばホームヘルパー2級以上を取得している場合は介護施設での実務経験が5年以上、あるいは何の資格もない場合には10年以上などです。
ですから、試験の申込みを行う場合には実務経験を満たしていることを証明する必要があります。
ケアマネ試験に必要なこの証明には、実務経験証明書の提出が求められます。
実務経験証明書は、仕事に従事していた職場から発行してもらう必要があり、ケアマネの試験に申し込む際にはきちんと準備しておく必要があります。
なお、実務経験は見込みでも受験可能で、申し込む際に満たしていない場合にも試験日までに満たす見込みがある場合には申し込みが可能となっています。
試験日から逆算してよく計算して判断するとよいでしょう。
注意が必要なのは複数の職場を渡りながら実務経験を積んできたケースです。
5年、10年となればひとつの職場ではなく、さまざまなところで経験を積んできた人も多いでしょう。
そんな場合にはすべての期間を合算することで受験資格を満たすことも可能です。
もちろんその際にも合算した期間の証明が必要で、働いていた職場ごとに実務経験証明書が必要となります。
辞めてしまった職場に訪れて依頼するのはちょっとためらうという人も多いかもしれませんが、これがないと受験することが出来ませんので、きちんとお願いして出してもらうようにしましょう。
なお、万一以前勤めていた職場がなくなってしまっていた場合には、証明書がなくても働いていたことを示す書類があれば受験が可能ですから、当時の担当者や給与明細書を探すとよいでしょう。