『リリー・モラハンのうそ』パトリシア・ライリー・ギフ

リリー・モラハンのうそうそをついてはいけません。
ものごころついてから今まで、この言葉を何度見聞きしたことだろう。おとぎ話や昔話にも、うそをついた者の悲惨な末路が数多く描かれている。たしかに、うそは人を傷つける。世間を騒がせた食品偽装や耐震偽装といった“うそ”は、人の命にかかわるだけに見過ごすことはできない。
けれど、うそは本当にいけないものなのだろうか。うそで寂しさを紛らわせ、いっときの夢を見ることができる。うそで包まれた本心に目を向けることが大事なのではないか。そんなことを考えさせてくれる一冊である。
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『シカゴよりこわい町』『シカゴより好きな町』リチャード・ペック

シカゴよりこわい町舞台は、禁酒法時代のとある田舎町。
噂話が大好きな人々の暮らすのどかな町が、都会っ子の兄妹にとってはアル・カポネらギャングがはびこるシカゴよりもこわい場所だった。なぜならそこには、豪胆で型破りなおばあちゃんがいるから。
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これでいいのか、大学生

大学読書人大賞
全国の書店員が選ぶ「本屋大賞」は着々と回を重ね、いまや売り上げを左右するほどの影響力をもつようになっている。
時代は、作家や評論家といったプロの書き手側から発信されるものより、“読者”という同じ目線に立った人の親しみやすい意見を求めているのかもしれない。
そして新たに、「大学読書人大賞」なるものが創設されたのだという。

これは、大学の文芸サークルに所属する学生が、「大学生に最も読んでほしい本」を選び出すというもの。フランスの「高校生ゴンクール賞」の大学生版といったところだろうか。さっそく、ホームページに掲載されている候補作品を見てみた。
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『あなたに不利な証拠として』ローリー・リン・ドラモンド

あなたに不利な証拠として

  • ローリー・リンドラモンド
  • 早川書房
  • 798円

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書評

売れに売れ、あちこちで絶賛の嵐を巻き起こした作品を改めて紹介するのは、どうも気後れしてしまう。さんざん盛り上がった祭りの後にひょこひょこ顔を出すような、タイミングの悪さを感じる。ベストセラー本を敬遠しがちの私だが、今回文庫化されたのを機に読んでみた。
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『キスで作ったネックレス』フランチェスカ・リア・ブロック

キスで作ったネックレス

  • フランチェスカ・リアブロック
  • 東京創元社
  • 777円

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書評

「ウィーツィ・バットブックス」最新刊である。
『ウィーツィ・バット』が誕生したのが1989年、日本で翻訳出版されたのがその10年後。それから約10年の歳月が流れた今、懐かしい仲間と再会できるのは、ほんとうに嬉しい。しかも、これまでの登場人物ほぼ総出演の豪華さ。
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