『肉体の悪魔』レーモン・ラディゲ

肉体の悪魔 (光文社古典新訳文庫)三島由紀夫がどうも苦手。
なので、彼が絶賛していた本書にも食指が動かなかったのだが、新訳を機に読んでみた。
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『大好きな本 川上弘美書評集』川上弘美

大好きな本 川上弘美書評集川上弘美、初の書評集である。
え、まだ本になってなかったんだ。新聞や文庫本の解説など、あちこちで目にしていたから、既に一冊読んだ気になっていた。
本書は二部構成になっており、一部では新聞紙上に書いた書評を、二部では文庫本や全集の解説文を収録している。10年という年月をかけて集められた書評からは、読書のよろこびがたちのぼってくる。
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『白河夜船』吉本ばなな

白河夜船 (角川文庫)読書というのは、つくづく個人的なものだと思う。
そして本を読む「わたし」自身も、刻々と変化しており、置かれた状況や、精神状態、経験などによって、同じ本を読んでもひとつとして同じものはない。傑作に思えた作品が、しばらくして再読すると凡庸なものに感じてしまうことなど、ざらである。けれど、それがまた面白い。
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『赤い糸の電話』立原えりか

本書には、11篇の物語が収められている。
立原えりかさんの作品は、優しさの中に現実の痛みが潜んでいることは、以前のレビューで触れた。ここには、昔助けられた恩を忘れなかった動物と人との交流を描いた「ねこのおんがえし」「一月のウグイス」といった心あたたまる物語もあるが、全体的に切なくて毒のあるものの方が多い。
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『幸せな子犬の育て方』矢崎潤

幸せな子犬の育て方―子犬も人も幸せになるハッピー子育て法18年飼っていた愛犬が、今年の2月に他界。
大往生で安らかな最期だったとはいえ、寂しさは耐えがたく、ペットロスになってしまった。
そんなとき縁あって、捨て犬や野犬の保護・里親探しを行っているNPOから子犬を譲っていただけることになった。親犬を保護するつもりで捕獲したところ、子どもを産んでいたのだという。
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