『ドリームボックス 殺されてゆくペットたち』小林照幸

ドリームボックス―殺されてゆくペットたち辛くて、苦しくて、読み終わるのに時間がかかってしまった。
数ページ読んでは本を置き、また数ページ読んで・・・というゆっくりしたペースなのに、どっと疲労感が押し寄せてくるのだ。

年間およそ40万匹。
これは、日本で殺処分されている犬や猫の数である。
飼い主の飼育放棄や、野良犬を理由に「引き取り」「捕獲・保護」された犬猫の多くは、最終的に県内の動物愛護センターに運ばれてくる。そして、収容された動物たちの大部分は、殺処分される。
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『ティルックラル 古代タミルの箴言集』ティルヴァッルヴァル

ティルックラル―古代タミルの箴言集 (東洋文庫 (660))本書は、南インド・タミル地方で(諸説あるが)5~6世紀頃に書かれた箴言詩集の全訳である。日本では、古墳時代~飛鳥時代にあたる。
作者は、詩人のティルヴァッルヴァル。私の調べた限りでは、日本で読めるティルヴァッルヴァルの作品は、この一冊だけだと思う。
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『和の暮らし』小泉さよ

和の暮らし

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書評/ライフスタイル

タイトルと著者名から、少しお年を召した方を想像したのだが、略歴を見ると1976年生まれとのこと。
最近、古いものや、昔ながらの暮らしを取り入れる若い女性が増えてきている。ひとつのジャンルを作り出した雑誌『クウネル』やテレビ番組『ゆるナビ』は、そんな彼女たちの思いを汲むものだ。
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『李世民』小前亮

李世民 (文芸第三ピース)時は7世紀初頭の中国。
隋朝は堕落し、群雄割拠する戦国時代に突入する。その中でさまざまな戦いを勝ち残った唐が最大勢力となり、大陸を支配していく。
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『墨攻』酒見賢一

墨攻 (新潮文庫)墨攻映画『墨攻』を観に行った。
戦闘シーンは迫力があり、見ごたえ十分。主演のアンディ・ラウは熱演。戦争の残酷さ・愚かさが伝わってくる作品で、それなりに良かったのだが、もっと面白く描けたのではないか、とも思う。
「はい、カット!」と、ワンシーンごとに撮っているメイキングが想像できてしまうような展開だった。
それに、女剣士とのラブロマンスはいらないだろう(女優さんは綺麗だったけれど)。別に登場人物が男ばかりでも問題なかろうに。その時間を、もう少し人間を描くことに費やしてほしかった。墨者・革離の戦略や、「墨家」の思想が、この映画では伝えきれていないのが残念。
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