『強運の持ち主』瀬尾まいこ
- 2006年 11月26日
主人公・吉田幸子の職業は、占い師。
ルイーズ吉田と名乗って、ショッピングセンターの片隅で店を構え、一人20分3千円で訪れる人の未来を占っている。
彼女は、占いをはじめた当初は、名前や誕生日を聞き、画数を調べ、表から数値を割り出して、占い本を駆使しながら真面目に占いをしていたが、そのうちに面倒くさくなり、自分の直感で占うようになった。やり方は簡単。明るい未来と暗い未来を7:3の割合で話して、当たり前のことをそれらしい顔で言うだけ。占いは結局話術なのだ、と割り切る彼女のところには、なぜか当たると評判になり客足は絶えない。
本書は、ルイーズ吉田と、彼女の元へ訪れた迷える人々との交流を描いた物語である。
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